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体育倉庫のハイエナ
第7章 7
 ちゅっ、ちゅっちゅっ……ちゅっ、ちゅっ……。

 レンヤはその、尖らせた唇でそっと吸い付いてはすぐに浮かせる口づけを、五回繰り返した。

 そして五回目に吸い付いた時には、もう唇をそこから離さなかった。

 乳首を包み込んでいる尖らせた唇を、まるで花を咲かせるかのように、バストの上で大きく開いた。

 そこから、だらりと舌を落とすと、その先をゆっくりと回して、乳首に絡み付かせる。

 奈津子が、唇を噛み締めるのが、僕にも見えた。

 一方、マサムネは、“オマ×コ”と口にしてもなお乳首を勃起させている奈津子を、相当に気に入ったみたいだ。

 さらに猥褻な遊戯に、興じようとしていた。

「おい、次は“チ×ポ”って言ってみろッ!…“オマ×コ”って言って興奮するお前のことだ…きっとチ×ポって言ったら、もっと興奮するぜ…?」

「い、いやっ…」

 ここでも奈津子は嫌がったが、マサムネはそれを遮って続けた。 

「もし言えたら、こっちの乳首を俺が舐めてやるよ…」

 
 もちろん、マサムネの愛撫の提案に魅了されたからという訳じゃないだろう。

 ただ単純に、もうあらゆる拒絶や抵抗も、すべて徒労に終わると悟ったからだと思う。

 それから奈津子が、か弱い溜息にのせてその単語を発声するまでに、実はそれほど時間はかからなかった。

「チ、チ×、ポぉぉぉ……」
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