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体育倉庫のハイエナ
第8章 8
 そんな二人がかりでの乳首への愛撫を、改めて始められれば、『オマ×コ』を繰り返す声も、やはり喘ぎ声を交えないように慎重になろうとする、奈津子の緊張感を孕んだ。

 しかしその緊張感も、十五回目の『オマ×コ』を口にした頃から、次第に綻びを見せていった。

 二人が舌を使って乳首を愛撫しながら、さらに空いている手――レンヤは左手、マサムネは右手――を、奈津子の肉体への愛撫に供したからだ。

 二人はどちらも、五本の指先を柔らかく立てて、その指先で奈津子の太ももや脇腹を撫でまわし、へその辺りをくすぐる。 

 舌を使った乳首の愛撫に、指先を使った肉体への愛撫を重ねられると、奈津子はもう『オマ×コ』を淡々と繰り返すことが、出来ない。

「オマ×コ…うふぅ…オマ×コ、オマ×コ、うふっ!……オマ×コ…」

 並べ立てる『オマ×コ』の間には、例の”ゲップのような”声が挟まって、やがてそれは、その場のいる誰の耳にも感じているとしか思えないような、喘ぎ声に変わっていった。

「オマ×コ…うふ!…うふぅ…オマ×コぉ、うぅ…オマ×コ、あぁ…オマ×コぉぉ、あぁあぁ…オマ×コぉぉぉ…あぁん…」

 すると二人が、交互に舌の愛撫を休めて、それを指摘して奈津子を嘲笑う。

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