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体育倉庫のハイエナ
第11章 11
「俺、マジで奈津子ちゃんのこと、好きになっちゃいそう…」

 そう囁いた刹那、奈津子の“とろ~ん”とした目はさらに虚ろになって、まるで楽しい夢を見ているみたいに“とろろ~ん”となった。
 
 レンヤはそんな奈津子に、また唇をそっと重ねて、奈津子の唇の隙間に舌を流し込んだ。

 途端、奈津子は“とろろ~ん”とした目を、まるで摘みたてのレモンを齧ってみたら、思いがけず酸っぱかったみたいに、ギュッと固く瞑って、やっぱりレモンが酸っぱかった時のような、小さくても甘い喘ぎを漏らした
「んんッ……」

 それから奈津子は、その目はギュッと瞑ったまま、うっすらと緩めていた唇を徐々に開いていき、やがては卵の形にして、積極的にレンヤの舌を受け入れる。

 口の中で舌を突き上げ、それをレンヤの舌と唇に“遊んでもらう”。

 レンヤがそこに舌を絡み付かせると、奈津子はそれだけで、

「はふ…あ、はふ、ふぅ…はぁ、ふぁぁ、ふぁ…」

 と、小鼻をヒクヒクさせながら、そこからだらしない喘ぎを漏らす。

 程なくして奈津子は、さらに甘美な快感を望んでいるかのように、自分も舌を動かして、果敢にレンヤと舌を絡める。

 そうすると当然のように、奈津子が溢れ返す嬌声は、

「はふぁッ、ふぁぁぁ…あふぁぁ、ふぁふぁ…」
 
と、その隠微な質感と声量を増したけど、果たしてそれだけでは飽き足りなかったのか、奈津子は悶えながら、レンヤの腕の中で、背中をじんわりと仰け反らせた。

 然る間に、レンヤは五度目の、

「可愛いよ…」

 を囁いて、次にはその唇を尖らせた。

 そのラッパのような唇を、卵の形に構えている奈津子の唇に突っ込んで、奈津子の舌を捉えてゆっくりと、ゆっくりと扱く。

「ふぅぅぅん…ふぅぅぅぅん…ふぅぅぅん…」

 すると奈津子は、レンヤの腕の中で反らした背中はそのままに、やはりヒクヒクしている鼻から心地良さげな声を漏らした。
 
 けど、レンヤがなおも舌を扱きながら、また彼なりの気紛れで乳首をくすぐると、奈津子は反らした背中を、ビクビクッと震わせて、悶えた。

「うむぅぅんッ…うむぅッ!…むふふぅぅんッ…うむぅぅッ、うむうッ!…」
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