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体育倉庫のハイエナ
第11章 11
それから程なくしてレンヤが、奈津子の顔をじっと見つめて、まずは独り言のように呟いた。
「ヤバい…もう『好きになりかけてる』じゃない…好きになっちゃった……」
その後、それまでにない真剣な眼差しと真剣な口ぶりで、奈津子に告白した。
「奈津子ちゃん、好きだよ……」
奈津子はやっぱり楽しい夢をみているように、ぼおおぉっとレンヤの顔を見つめ返していた――が、やがてレンヤに、こう返した。
「私も…レンヤ先輩のことが……好き…です…」
こうして、二人はめでたく――束の間で終わるのは目に見えていても――恋人同士になった。
「ヤバい…もう『好きになりかけてる』じゃない…好きになっちゃった……」
その後、それまでにない真剣な眼差しと真剣な口ぶりで、奈津子に告白した。
「奈津子ちゃん、好きだよ……」
奈津子はやっぱり楽しい夢をみているように、ぼおおぉっとレンヤの顔を見つめ返していた――が、やがてレンヤに、こう返した。
「私も…レンヤ先輩のことが……好き…です…」
こうして、二人はめでたく――束の間で終わるのは目に見えていても――恋人同士になった。