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体育倉庫のハイエナ
第17章 17
―――と、そこでレンヤが、奈津子の秘部から口元を外して、それを奈津子の肛門に移した。

 その部分に、チュッチュッと口づけを施したけど、自分が焦らされていると知っている奈津子は、すぐに不満を口にした。

「レンヤ先輩、イジワルしないでッ!」

「イジワル……?」

 レンヤが惚けた口調で、聞き返す。


「イジワルなんてしてないよ?…だって奈津子は、俺にされるお尻の穴のキスが、好きじゃなかったっけ…?」

「す、好きだけど……」

 自分の嘆願がなかなかに破廉恥であることを、奈津子は十分に自覚してるんだろう。
 
 今さらながら、真っ赤にした顔の満面に照れ笑いを浮かべて、モジモジしながら言った。

「今は、オマ×コに、キスが欲しいの…オマ×コを、可愛がって欲しいの…」

 さらに奈津子は、僕には想像の及ばなかった、ある不満をそこに続けた。

「先輩…今は、乳首はくすぐらないで…お尻の穴のキスも、止めてぇぇ……」

「どうして?」

 レンヤが聞き返して、奈津子はやはりモジモジしながら、答えた。

「だって、今、お尻の穴や乳首を弄られると、ちょっとツラいんです…」

 然る間に、奈津子は自分の肉体の状況を添えて、辛い理由を説明した。

「私、あと少しでイキそうなんです…だから、今、乳首やお尻の穴を弄られると、今までよりも感じちゃうんです…感じちゃって、本当にイキそうになるんです…だけど、どんなにイキそうになっても、お尻の穴や乳首じゃ、やっぱりイケなくて…イケないのに感じちゃうから、とってもツラいの…」

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