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第20章 芽衣のポルチオ責めと沙羅の悶絶

いつもなら航にコーヒーを持って行く時間になったところで…

男「おっ…休憩入れようか…」

舞「あっ…ええ…私が何か入れて来ますけど…コーヒーで大丈夫ですか？」

男「！！…ああ…ありがとう…宜しく…」

嬉しそうに舞を見送り…

男は先日の告白は焦って急ぎ過ぎたと考え直しじっくり落として行く事にした…

御曹司の秘書…向こうが相手なら白旗を上げるが口外は出来ないが御曹司には既に婚約前提の相手が居る事を男は知っていた…

舞の事は一年前から良いなとずっと話す機会を狙っていたが部署も違い中々話す機会が無くて困っていたが…

凄いラッキーな事に仕事をしばらく一緒にすることになって浮かれそうになったが初っ端を失敗している…

そう思ってコーヒーを持って部屋に入って来て出してくれるコーヒーを受け取り…

男「ありがとう…頂きます…」

砂糖とフレッシュも置いてあったが匂いからそのままブラックで飲み…

男「へぇ…美味しい…営業のより良い豆使ってる？」

舞「そうなんですか？あっいつも通りの豆使っちゃった…」

少し焦っている舞に聞けば御曹司に毎日入れているコーヒー豆だったらしい…

…良かった…会話はしてくれる…

そう思って15分ほど雑談に終始して残り少ないが仕事も最低限詰めて置きたいと仕事の話に戻し確認作業を始め一時間ほどで解散になり明後日の同じ時間を舞が指定して了解してその日はそのまま帰る…

舞は思った以上に紳士的でカッコいいと男を仕事で確認するために見る度に昨日のあれはなんだったのかと…

会話も凄く楽しく舞は警戒心を即日無くした…

数回目にはお互い笑い話も華が咲いて…

男「あはは…そう言えばこの前言ってた店良かったら一緒に言って見ない？」

舞「えっ？いつも一杯って聞いてて…1人じゃ行けないと思ってたの…」

男「クス…営業の特権…色々コネもあってさ…どう？」

舞「はい…ご一緒させて下さい…」

男はこの言葉に机の下でガッツポーズを取り…舞は言って見たかった店に行けると単純に喜んだ…

男と話していると安心する…航とは快感だけ…枯れていた心が満たされていく…

舞は航との関係は絶対切りたくないが男にも惹かれ始めていた…

本来なら年内に終わる予定だったが航と悠の指示でお互い却下するため2人の擦り合わせは続く…