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イキ狂う敏腕社長秘書
第1章 【悪魔の囁き】





新卒で採用されたのはIT業界では名高い大手の総務課だった。
与えられた制服を品良く着こなし、目立たない髪色、目立たないネイルを心掛けていた私。




大勢居る社員の中でいかに平穏にミスせず業務をこなしていくかをモットーに日々励んでいたつもり。




「真田さん、この決済お願いしても良いかな?」




「はい、お預かりします」




「いや〜急にごめんね?助かる」




そう言って渡してきた書類に付箋が貼ってある。
食事に行こうとの誘いとプライベートのLINEのID。
ペリッ剥がしポケットに入れる。




この人……何回目だろうか。
先輩だから無碍にできないから困っている。
必ず“ごめんなさい”と付箋を返すのだ。




「知ってた?今日、社長婦人が視察に来るらしいよ」




隣のデスクから同期の女子が教えてくれる。
社長婦人…!?
入社式の日に見た以来だ。
社長の年齢は確か47歳。
ダンディなオジサマ…といった感じ。




隣に立っていたからすぐに婦人だと気付いたけど、一回り以上離れてるんじゃないかな?
見た目はかなり若かった。
誰も年齢を知らないが、20代でも通るんじゃないかと思う。
つまり、私とあまり変わらない歳では?




でも違うと言えば纏っているオーラだろうか。
社長婦人というだけあって堂々としているし際立つ美貌に同性でも見惚れるほど。
さすが社長を射止めただけある。




ヒールを鳴らし総務課へとやって来た社長婦人。
手を止めてお辞儀する社員たちに習い、私も頭を下げた。
段々と近付いてくる足音が目の前で止まった気がした。




「あなた……新人さん?」




ハッとして顔を上げるとやっぱり私を見ていた。
こんな至近距離で目が合い心臓が飛び跳ねるほどドキドキしている。
初めて声を掛けられた。




「は、はい…!今年入社しました、総務課の真田美雨です」




「そう?頑張ってね」




「はい……」




「皆さん手を止めてごめんなさいね?もう結構よ、作業進めて?」




私にだけ声を掛けて一体何だったのか?
婦人は特に笑顔でもお怒りでもなかった。
一瞬目に映ってすぐに逸らされた感じ。














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