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イキ狂う敏腕社長秘書
第6章 【錯綜していく感情】
その後一緒にお風呂入って湯船に浸かりながらのぼせるくらいキスをして胸を愛撫された。
「これ以上は抑えきれなくなるから」と言われコクリと頷く。
別に中出ししても大丈夫なのにね…って慣れてる私の方がどうかしてるよね。
マコさんだったら妙に安心感があって。
パイプカットしてるって知ってるからだろうけど、ホテルで言われたように私もマコさんだったらここに宿っても…と思えるから。
ボーッとしてたら「のぼせちゃった?」とミネラルウォーターを口移しで飲ませてくれる。
顎に垂れた滴も舐められニッコリ笑顔に撃ち抜かれてお互い髪を乾かし合った。
付き合いたてのカップルみたい。
私と同じシャンプーの匂い。
華奢だから私と服のサイズも大きく変わらない。
マコさんが私の服着てる……エモい。
布団の用意や散らかってる寝室を片付けに戻った時に携帯を確認してしまう。
メールが1件。
勿論、社長からできっと下で別れてからすぐ送ってくれたんだと思う。
(今日は帰るよ、おやすみ)
既読無視……するのは非常識だよね。
いくら何でも、直属の上司なんだもん。
(おやすみなさい、また明日からも宜しくお願いします)
何か定型文みたい。
(どうして来たんですか?)と本当は送りたい。
理由……聞きたいけど聞けない。
明日はどんな顔して会おうか。
適度に忙しいけど合間合間に取れる時間はある。
2人きりになったらまた………
ガチャ…とドアが開く音がして振り向くとマコさんが入って来てた。
携帯を開いていたのを見られたけど何事もなかったかのように充電器に差した。
「あ、マコさんも充電大丈夫ですか?私どの充電器も持ってますよ」と笑顔を向けたら再び抱き締められた。
「私以外考えないで……美雨を支配したいの、美雨の全部が欲しい」
チクッとつけられたキスマーク。
鎖骨のちょっと下。
「次浮気したらここにつけるよ」って首を触る。
それだけでまたゾクゾクして。
「縛られた跡消さなきゃなのに増やしてどうするんですか」
「消さなくていい」
あ………この瞳ヤバい。
逃げしてくれないやつだ。
勢いよくベットに押し倒されて上に乗ってきた。