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イキ狂う敏腕社長秘書
第6章 【錯綜していく感情】
「そもそも消す必要ないじゃん……美雨は私以外とまたするの?」
本当だ……今の言い方じゃ他の誰かにまた抱かれる前提で言ってるみたいだ。
咄嗟の言い訳が見つからない。
困っていたら上からクスクス聞こえてきた。
「ごめんごめん、また虐めちゃったね?わかってる……明里さんの言いつけも守らなきゃいけないもんね」
ゴロン…と隣に寝転ぶマコさん。
「今は美雨が横に居るだけでいいや」
え………何か物足りない。
さっきまでのマコさんならそんなこと絶対許すはずないのに。
明里さんが絡んでくると主張出来なくなるのだろうか。
絶対服従の関係だって前にチラッと聞いた。
拾われた恩があるって。
クルッと身体を向けて今度は私がマコさんの上になる。
「じゃ、明里さんが死ねって言ったら死ぬんですか?」
「え……?」
ツーっと人差し指で鎖骨から胸まで這わせる。
「マコさんにだって心はある……どす黒くてもいい……さっき言えたじゃないですか、私を支配したいって」
「本音と建前だよ」
「私の前で建前は要りません」
「美雨、それ以上煽らないで?今日はゆっくり休んで欲しい」
「え、しないんですか?」
そう聞くと顔を覆い悶絶し始めた。
「今猛烈に我慢してんの…!察してよ、明日どうせ仕事行くんでしょ?無理はさせたくないの」
え……じゃあ、このムラムラどうしたら?
スイッチ押しといて放置プレイはやめてください。
そんな拷問は受けたくない。
脚の間に入り服の上からペニスに顔を埋めた。
ビクッと反応した身体は飛び起きて私を止める。
「私……今日だけで美雨に何回出してると思ってんの」
ダメ………手が勝手に動く。
脱がさないまま手コキして拒もうとする手を止めキスで塞いだ。
「身体大丈夫なの?」
恐る恐る聞いてくる……どの口が言ってんだか。
「マコさん知ってました?私、生理終わったとこなんです」
「そうなんだ」
「はい……生理終わった女の子って結構ムラムラしてるんですよ」
「そうなの?」
「いや、諸説ありますが…」
「フフフ……それで?」