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第4章 【甘い蜜と策略】

初めてじゃないでしょ？
ぶっかけるの嫌いな人は居ないと思うんだけどな。
躊躇してる……もしや引かれた？
言うの早過ぎたか。




いや、その方が好都合かも。
一夜限りの関係でも惜しくはない。
遊びの一人目としてはなかなかの出来。
そんな事考えてる私はもう充分痴女だね。




「顔射とか……ダメですか？凄く興奮するんですけど」




引くなら引け。
わざとらしく言ってしまったが口から出た言葉は戻らないので、顔をベット伏せて項垂れてみせた。




激しかったピストンが止む。




終わった……かな。
そう思った瞬間、グルリと反転させられ向かい合う形になった。




乱れた髪を直してくれる。
一旦抜かれたペニスがクリトリスを刺激して挑発とも取れる素股。
まだビンビンじゃん。




「良いの…？こんな綺麗な顔にかけて」




「汚してください……司さんのモノにして…っ」




まずは口内を犯される。
止めどなく唾液が流れ込んできて舌を絡ませる。
そしてまだまだ固いペニスが挿入ってきた。
反り返る身体を押さえつけて射精までの凄まじいピストンが始まる。




「あっ…あっ…凄いっ……あぁっ…もっと」




限界に近いのにまだお強請りしちゃう。
イキ過ぎてフワフワしてるのに絶頂を求めるの。




「あぁ………美雨、イキそう」




根元までたっぷり堪能させられた。
嗚呼……凄いっ、嗚呼……イク。




「イクイクイク…っ」




「俺もイクよ、あぁっ……出る！」




「出して、たっぷりかけて…っ」




ぐったり寝そべる私の顔まで来て避妊具を外したペニスから勢いよくドロッとした精液が口元にかかった。
顎にまで垂れ首元にも落ちていく。
息が乱れて食い止めることも出来ない。




「ごめん」と慌てて拭いてくれたけど謝らなくていいです。
結構感じたんで。
興奮しちゃいました。




「司さんは……気持ち良かったですか？」




「うん、最高だったよ」




「もしかして、顔射とか初めてでした？」




「うん、上手くかけれなくてごめん」




「いえ、私も最高でした」