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夏の終わりに
第21章 繋がる想い ①
慎重に、膣口を押し広げるようにして挿入させていく。
先端がほんの僅かに納まっただけで快感が走り抜け、棹がびくりびくりと歓喜に震えた。
「っん…ぁ、くぅ……」
押し進めるたびに、千里が切なげに喉を鳴らす。
苦痛に歪む顔も美しいが、自分がその顔をさせているのだと思うと、歓びと同時に罪悪感が押し寄せてくる。
数時間前まで、千里は処女も同然だった。
それを乱暴に奪ったばかりなのに、その痛みが残っている体をまた貪っているのだ。
「痛い…よな。ごめん……」
千里は目を細めて、恍惚とした笑顔を見せた。小さく首を左右に動かし、安心させるように浩人の頬に触れる。
痛みはあるはずだが、千里も気持ち良いのだ。
それに、少なくとも自分を望んでくれている。
そう思っただけで肩の力が抜け、浩人は気づかないうちに微笑み返していた。
その途端、千里が掠れた声を漏らして、大粒の涙を流し始める。
「ち、ちぃっ!?」
慌てて離れようとした浩人にしがみつき、千里はなおも泣き続けた。
先端がほんの僅かに納まっただけで快感が走り抜け、棹がびくりびくりと歓喜に震えた。
「っん…ぁ、くぅ……」
押し進めるたびに、千里が切なげに喉を鳴らす。
苦痛に歪む顔も美しいが、自分がその顔をさせているのだと思うと、歓びと同時に罪悪感が押し寄せてくる。
数時間前まで、千里は処女も同然だった。
それを乱暴に奪ったばかりなのに、その痛みが残っている体をまた貪っているのだ。
「痛い…よな。ごめん……」
千里は目を細めて、恍惚とした笑顔を見せた。小さく首を左右に動かし、安心させるように浩人の頬に触れる。
痛みはあるはずだが、千里も気持ち良いのだ。
それに、少なくとも自分を望んでくれている。
そう思っただけで肩の力が抜け、浩人は気づかないうちに微笑み返していた。
その途端、千里が掠れた声を漏らして、大粒の涙を流し始める。
「ち、ちぃっ!?」
慌てて離れようとした浩人にしがみつき、千里はなおも泣き続けた。