パソコンから！ケータイから！スマホから！無料でどこでも気軽に楽しめる官能小説サイト

第8章 ８

「っ･･かっ･･はううぅ･っ！」

途端に、水音と快感が飛び散ったのは言うまでもない。
流牙のあの綺麗な手の、中指と薬指が
いったい、　どうしたらそんなに気持ちいいところに当たって動くのか
私には想像もつかない。
熱をはらんでぬめぬめとする内部の肉の、最も快感を誘き寄せるポイントを、
流牙の指は性格に捉えて上下にちゅくちゅく圧迫しては、
不意打ちのように指を抜きさし、敏感な入り口部分を刺激してぐるぐると指を回される。

「ぁっ･あああっ･･･うふ・・　気持ち・いい・・いいよぉ　　ああっぁぁ」

恥ずかしい口からとめどなく溢れる蜜を指の腹に絡めると、
私の裂け目に沿って、じっくりと擦りあげる。
ぬるぬるに濡れるひだを掻き分けて、そこに隠れる快感の芯のような突起を指先で
押さえこむように擦りたてられる。
私を翻弄しながら流牙は、指の速度を少し緩めた。

「もっと、気持ちいいこと　されたいか？」

「あっ･･くふん・・もっと・・　もっとぉ・・・」

快感の音が鳴り止むのを我慢できない私は、
メイド服に包まれて不自由に拘束された身体を捩じった。
流牙の指先が、続けざまくるくると私の芯を弄る。

「俺に　ここ、舐められたい？」

「っ・　舐め・・・？」

その言葉を聞いて、私はごくりと生唾を飲んだ。

流牙のその舌の熱さを、私は知っている。
いやらしく 舐め回る、　　何ともいえない　あの感触。
また、味わいたい。そこに味わいたい。

「舐められたいぃ・・　舐めてほし・・ぃりゅう・・流牙・・」

二つの眼に欲望にとろんと漂わせて、焦点があやふやなまま身をくねらす私をみて
流牙はまた意地悪く微笑んだ。

「ご主人様――　だろ？」

「っ・何で・まだ・そんな・こと・・」

ほとんど忘れかけてたプライドが、ずきんと反応する。

「そう呼ばないと、舐めてやらねーぞ？」

「やだやだやだぁ･っ、・・・～～～～っばかぁっ！」

呪いのように言葉を吐くと、私はいやいやするように首を振って、ぎゅっと股を閉じた。
実際には括り付けられた紐に容赦なく引っ張られて、大して閉じることは出来なかったのだけど。