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想い想われ歪なカタチ
第7章 7
「本当に嫌なら止めてやろーか?」


流牙が私から身を離してベッドから立ち上がる。
私は慌てて仰向けの状態から飛び起きた。


「待ちなさいっ!」


口を突いて出た言葉は命令形。
しまった・・・こういうのはタブーだった・・・
不機嫌な顔をする流牙。
このままじゃほんとに、置いてかれそうだ。


「うっ、えっと・・あの、違うの。待ってよ。
 あのね・・・」


一度だけ区切って、小さく深呼吸する。
自分の気持ちを素直に言葉にするのは難しい。
大事なものほど、言おうとすると、喉元に何かせりあがってきて邪魔をする。
でもちゃんと言わないと。
言わないことのほうが我慢出来ない。

ベッドのうえにぺたんと座って、短いスカートの裾を握り締めて、
俯きながらつぶやくように私は言った。


「私、もっと流牙に触れてたいの。
 抱きしめられたいし、抱きしめたい。
 もっといっぱい、私のこと・・・、触ってほしい。
 ・・・こう思うの、変かなぁ?」
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