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誘蛾灯
第5章 語るな危険
 その衝撃でカーゴが少し揺れたが緊急停止することもなく上昇しつづける。
 「ちゃんと教えれたらお前の尻も触ってやる。」
 「アァ~ン。オマンコ!オマンコよ!」
 母の口から初めて聞かされる淫語に夢華は耳朶から血が出そうなくらい真っ赤になる。
 「オマンコ。」
 小学生が女性器の別称を口にしたときそれが呪文だったようにカーゴが止まりドアが開く。7階に到着だ。
 エレベーターを降りて廊下を進むとドアの上でランプが点滅している部屋があった。708号室だ。
 「夢華ちゃん、ドア開けてくれる?」
 お願いすると夢華はドアを開けて俺達を招き入れる。三人で入室してドアが閉まるとカシャと機械音がして施錠され室内に明かりが灯る。
 「ウワァ~!」
 内装を見て夢華が歓声をあげる。壁一面に深い叢とライオンや縞馬、カバ、象といった野性動物の絵が描かれている。装備としては大きなベッドと部屋の角に大きな檻があるだけだ。
 「ジャングルみたい!」
はしゃぐ夢華をそのままに母親をベッドに下ろすと少し冷静になったのだろう。母親はこれから何が起きるのか考え至り横座りになりながら胸と股間を腕で隠す。今更な態度に鼻で嗤いながら夢華を呼ぶと呼び捨てにされたにも関わらず笑いながら駆け寄ってくる。
 「大事な話があるからベッドに座って。」
 言われるままに母親の隣に座るのをまってから口を開く。
 「さて、これから君等がどうするか母親のお前に選ばせてやる。」
 舐めるように二人を見詰めると母は何が起きるか判って、娘は何が起きるか判らないで、真逆の恐怖に動きが取れなくなる。
 「簡単な話だ。俺は今、女が抱きたい。そこで・・・だ。どうする?自分の貞操を護るために夢華を差し出すか、夢華の処女を護るために自分から股を開くか。二つに一つだ。」
 本当は三人で楽しむという選択肢もあるのだがそれはデザートしてとっておく。
 「わ、私が抱かれたら娘には手を出さないでくれますか?」
 「無理強いはしないと名に懸けて約束しよう。」
 格好つけて名に懸けてなんて言ったがその名を彼女等には名乗ってすらいない。俺程いい加減な男は日本に何人も居ないだろう。
 「本当ですね?」
 「くどい!グダグダ言ってると娘が女になっちまうぞ。」
 「止めて!私が!私がお相手しますから娘には。」
 「判ってるよ。夢華、こっちにおいで」

 
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