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誘蛾灯
第3章 寄るな危険
我ながら鬼畜な思考を一旦横に置く。美世子のお陰で新学期からの視線の意味が判った。もてない君代表選手の俺が陸上代表選手の初巳が放課後一目を憚らずにデートを楽しんでいるのだ。話題にもなるたろう。
ふん!幾らでも嫉妬すればいいさ。残念ながら初巳の唇もオッパイも尻もオマンコもアナルも俺の指とチンポが知らない箇所はもうないんだ。ざまあみろ。
午後の授業がつつがなく終わり帰路につく。昇降口で靴を履き替え校門に向かいながら笑いが抑えきれなくなる。手にしたスマホからイヤホンが伸びているので周りからは歩きスマホで動画でも観てる様に思われているだろうがイヤホンはダミー、音なんかしていない。自撮りモードになってる画面には下手糞な尾行でついてくる女生徒の姿が映っている。委員長矢部美世子様だ。木の陰に隠れたりそっぽを向いたりとまるで漫画やコントみたいな追跡者をどうからかってやろうかと考える。いかんいかん。画面に映る自分の顔の邪悪さに気付き表情筋を駆使して自然なポーカーフェイスを作る。
暫く歩いているとスマホが震える。
初巳からのLINEだ。いつも通りの文面を一瞥して少し歩みを早める。
「公園でお待ちしてます。」
LINEの文に偽りはなく、いつものベンチに腰掛けていた初巳は俺を認めると立ち上がって頭を下げる。普通の恋人なら手を振って合図を送ってきたりするのだろうが初巳は奴隷だ。そんな不遜な態度は許可していない。
俺の前に立ち微笑む初巳を抱き締める。突然の抱擁に驚きながらも拒絶はしない。周りからは見えないようにスカートの中に手を入れると生尻に触れる。下校前にトイレで下着を外す。これは初巳の日課だ。近くで注視すれば乳首が透けて見える。通りすがりにチラ見した程度では判らない程の透けだが露出狂の初巳にはたまらない刺激だ。俺に抱き締められながら耳許に唇を寄せ
「ご主人様。今日も初巳を可愛がって下さい。」
とおねだりを囁く。
「初巳。俺の後ろにお客さんが居るのが判るか?」
俺の後ろ。抱き合っている初巳にとっては正面だ。頭を動かさずに眼球だけをさ迷わせて当該人物を探し当てる。
「木に隠れてこっちを見てる女の子ですか?」
正解者には尻揉みのご褒美だ。甘い吐息が俺の耳朶を擽る。
「お前の崇拝者なんだそうだ。憧れの御姉様の本当の姿をじっくり見てもらおうな。」
ふん!幾らでも嫉妬すればいいさ。残念ながら初巳の唇もオッパイも尻もオマンコもアナルも俺の指とチンポが知らない箇所はもうないんだ。ざまあみろ。
午後の授業がつつがなく終わり帰路につく。昇降口で靴を履き替え校門に向かいながら笑いが抑えきれなくなる。手にしたスマホからイヤホンが伸びているので周りからは歩きスマホで動画でも観てる様に思われているだろうがイヤホンはダミー、音なんかしていない。自撮りモードになってる画面には下手糞な尾行でついてくる女生徒の姿が映っている。委員長矢部美世子様だ。木の陰に隠れたりそっぽを向いたりとまるで漫画やコントみたいな追跡者をどうからかってやろうかと考える。いかんいかん。画面に映る自分の顔の邪悪さに気付き表情筋を駆使して自然なポーカーフェイスを作る。
暫く歩いているとスマホが震える。
初巳からのLINEだ。いつも通りの文面を一瞥して少し歩みを早める。
「公園でお待ちしてます。」
LINEの文に偽りはなく、いつものベンチに腰掛けていた初巳は俺を認めると立ち上がって頭を下げる。普通の恋人なら手を振って合図を送ってきたりするのだろうが初巳は奴隷だ。そんな不遜な態度は許可していない。
俺の前に立ち微笑む初巳を抱き締める。突然の抱擁に驚きながらも拒絶はしない。周りからは見えないようにスカートの中に手を入れると生尻に触れる。下校前にトイレで下着を外す。これは初巳の日課だ。近くで注視すれば乳首が透けて見える。通りすがりにチラ見した程度では判らない程の透けだが露出狂の初巳にはたまらない刺激だ。俺に抱き締められながら耳許に唇を寄せ
「ご主人様。今日も初巳を可愛がって下さい。」
とおねだりを囁く。
「初巳。俺の後ろにお客さんが居るのが判るか?」
俺の後ろ。抱き合っている初巳にとっては正面だ。頭を動かさずに眼球だけをさ迷わせて当該人物を探し当てる。
「木に隠れてこっちを見てる女の子ですか?」
正解者には尻揉みのご褒美だ。甘い吐息が俺の耳朶を擽る。
「お前の崇拝者なんだそうだ。憧れの御姉様の本当の姿をじっくり見てもらおうな。」