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誘蛾灯
第4章 転落危険
 カップの穴から飛び出した勃起した乳首を摘まむと力を込めて捻る。同性の教え子から受ける性的拷問に朱鷺子は悲鳴を上げる。
 「痛い!お願い、矢部さん止めて!」
 「止めて?オマンコこんなに濡らしておいて何言ってるの?」
 美世子は手を乳首から離すと中指と人差し指を纏めて朱鷺子の膣に突き刺す。遠慮も何もない暴力的な挿入に朱鷺子が悲鳴を上げるが美世子は躊躇せずに手をピストンする。直ぐにグチョグチョという淫水の粘っこい音が室内に響く。
 「止めて欲しいの?止めて欲しいならそう言いなさいよ。直ぐに抜いてあげるから。」
 親指でクリトリスを二本指でオマンコをそして空いた手で乳房を弄びながら問われ朱鷺子に拒否出来るわけがない。
 「止めないで!気持ちいいの!もっと、もっとして、矢部さん、お願い!」
 「ねぇ?自分の立場判ってるの?ト・キ・コ・ちゃん!」
 乳房に爪を立てて深々と跡を刻み付けながら噛んで含める様に名前をちゃん付けで呼ばれて朱鷺子は屈伏した。
 「申し訳ありません。美世子様。」
 「判ればいいのよ。」
 美世子は元担任教師を突き飛ばすと俺に抱き付いてくる。
 「ご主人様。このパンツご主人様のですか?」
 剥ぎ取ったトランクスの事だ。
 「ああ。学校で抱いてやったらどんな事でもします。対価を払いますから抱いてくださいってネダルんでな、試しに厭らしい下着着てトランクス頭から被ってホテルに来いと言ったんだ。」
 「へぇ~。家からパンツ被って来たんだ。」
 美世子の言葉に顔が引きつる。当然被ったのはホテルに着いてから。それも部屋の前でだろうが解釈のしようによっては家から被って来いとの命令にも聞こえる。本当に嫉妬に狂った女は怖い。男が思いもしない残酷な発想をする。だがここは美世子に乗ろう。
 「どうなんだ?」
 味方が居ないと悟り朱鷺子は三度土下座する。すでに土下座する事にに躊躇いはないようだ。
 「お許し下さい。お許し下さい。」
 情けを懇願してくるのを肩を蹴飛ばして拒絶する。
 「命令に従えないオモチャは要らないんだよ。帰れよ。」
 冷たい台詞が上手く言えただろうか?
 「お許し下さい翔琉様。どんなお仕置きでも受けますから
棄てないで下さい。」
 朱鷺子は床に額を擦り付ける様にしながらハンドバッグから取り出した白い封筒を差し出す。美世子が受け取り中を確認する。諭吉の束だ。
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