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第8章 8
「紗織さん?」


「はっ・・・・はいっ」


 実和の透き通った声で紗織は我に返る。
男が姿を消したばかりの部屋の入り口に、
実和が上品な仕草で床に両膝を突いて紗織を見ている。

紗織の視線に朗らかな笑顔で返して、音も無く部屋に入ると
散らばった衣服を手慣れた素早さで整えた。
この美しい女の所作は余りにも静かで、たまに傍にいることさえ感じさせない。


「あっ すみません!!
 うわ・・・・制服・・皺くちゃ・・・・・」


慌てて手伝う紗織を、実和の手がやんわりと制す。


「よろしいのですよ。
 制服はきちんとアイロンを掛けさせて頂きますので、お気になさらずに。
 それよりも紗織さん、お食事をお取りになってくださいな」
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