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第16章 連続四夜 第二夜
そうやって
まるで直接、脳を舐められるように嬲られると
まだ触れられていない身体のあちこちで、ぱりんぱりんと音がして
自由になっていくような心地がするのは 気のせいなのだろうか。

確かな熱が 腹部の奥底でじわじわと高まる。
これは どうやら  間違えようも無い。

耳への愛撫を、また穏やかな口付けに切り替えて、
男が紗織の顔中に ふんわりとキスを降らせる。


「・・・・・・どうせなら  体に して」


紗織は、少し速まった息を吐き出して 静かに言った。

男の唇が すぐさま流れて 首筋を辿った。
時折、熱い舌で触れられ 肌に湿り気を残しながら、鎖骨の中央のくぼみに届く。

仰向けになると 緩やかなへこみをつくって現れる
胸の間のやや平らの硬い部分にも、男が唇を落としていく。

両手が、小ぶりの胸を包み込んで きゅん、と先端を同時に抓んだ。


「あっ・・・」


紗織は じゃっ と 黒い髪を頭の後ろで擦らせて、背中を弓反らせる。
滑らかな肌に覆われ、緊張で引き締まった腹部を男の唇が触れる。


「ひゃっ・ん・ ふぁっ・・・」


敏感な両脇腹に男の手が這うと、身を仰け反るようにして紗織は波打った。
腹部の中央の小さなへこみの臍を 舌先で少しだけ弄って、唇が下腹部まで届く。

男は、薄い布地の下に隠れる茂みの部分を避けて、
右脚の付け根の部分に一度キスを落とすと、股を軽く開かせ、
脚の下からまわした腕で肩に掛けるように高く右脚を引きあげながら 徐々に上へと
唇から小さく舌を出して舐め上げさえする。

ゆっくりと 長い時間を掛けて、紗織の身体中に唇を這わせる。

右脚が終わると、今度は左脚へ。
足首を がしりと掴まれ、軽く外側へ捻って高く挙げられた脚の
白い内股を辿って つま先にまでも触れた唇が、
今度は裏側を辿って、その付け根へと向かう。
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