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Secret space
第16章 連続四夜 第二夜
「あ・・・あ・・・ 」


自分のなかを みっちりと埋める熱い肉塊が
さらに体積を増してきているように思える。

自分を射抜くように見つめる黒い瞳を見返して、紗織は声を震わせた。
刺激を求める劣情に、視界は じわじわとぼやけて 溢れた涙が頬を伝った。

こんな 浅ましい言葉 言いたくない。
だけれども 求められずにはいられない。


「・・・かせて・・・っ」


声が掠れる。


「いかせて お願い―――」


哀願して振り絞る。
男は一度だけ、紗織の瞳に口付けた。


「はふあん っ・・・ あっ・・・ ふぁああっッッ・・・」


立ち上がり 繋ぎ合って 押し包む。

男は 今度は紗織を自分の下に組み敷いて、
円熟した動きで腰を使い始めた。


「ふあっ あんっ ・・・あっあ くん・・・あっ ああ ・あ・あー」


体温が異常なほどに高まって どろどろと溶解する理性は 
男から苛烈に肉杭を打ち込まれる卑肉の裂け目から流れ出ているようで、
快感の刃でさらに寸断するような男の小刻みな動きに 紗織は恍惚した悲鳴を迸らせる。

汗の滑る手のひらを握り締める。
身体が反り上がる。 ぴんと伸ばした足の爪先までも。
じゅっ・・・ じゅっ・・
次第に速まる躍動は、卑猥な水音を絡めて紗織を内側から貫いた。
耐え切れない。 何度も浮きあがる。
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