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第17章 連続四夜 第三夜
「我慢しないと言っただろう。
 さっき言ったことを全部してやる」


ぴったりと閉じた紗織の股の外側を撫でた両手は、
指先だけを敏感な内股の隙間に差し込み、その付け根へ向けてゆっくり這わせる。
不意打ちのように、胸の先端の桃色づいた突起に吸い付く。


「あっッ・・やだ! こんな手を縛って目隠しするなんて聞いてな・ひゃうっ!!」


腹部をさすった右手をそのまま股の割れ目に差し込むと、
熱く湿った感触が指先に触れた。
紗織の強く抗議する声は扇情的な嬌声に代わる。
戸惑う紗織に、効果的な言葉を吐きかけてやる。


「お前はいつも・・・ 嫌がる割には ここはすぐに濡れるな」


ぬめぬめとする秘裂にそって、指先を幾度か往復させた。
不意に引き抜くと、手を素早く移動させて くすぐるように腋下をなぞる。


「きゃはっ!! ッッ!! ・・・くするぐるのやめてったら!」


くっく と男は真っ赤に染まった紗織の反応を見ては笑った。

縛られたままの手で眼を覆う布を取ろうとする紗織の
腕を掴んで、また頭上に引き上げさせると動きを制する。


「それを取るなと言っただろう。
 大体お前、目隠しをされた方が、いつもより増して敏感になってないか?」


耳元で囁き掛けながら、また紗織の脇腹を
触れるか触れないかの微かな仕草で撫でさすった。


「ひゃん!!ひゃっぅ! もう!!そんなこと無い・・・あっ・・駄目 そこ あッふぅ・・・・」


「またさっきより濡れている。
 これで 『そんなことは無い』 など言えるか」


微笑しながら言葉で詰る。
再び股の間に滑り込ませた指先に、絡みつくように触れた熱は、
とろりとした粘性を秘めて 欲情で溢れる蜜を流しかけていた。
そのまま人差し指と中指で、ぬるぬるとした感触の肉唇を掻き分けるようにして膣内に差し込ませる。
ちゅくちゅくとかき混ぜると、紗織は無声音に近い声で悲鳴をあげ、ぶるぶると身を震わせた。
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