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Secret space
第17章 連続四夜 第三夜
「う・・・・あ・・・・・ 」


しばらくするとうっすらと目を開けて、
うつ伏せた身体をそっと肘で支えて、紗織が身を起こした。
覆いの取れた瞳で、男の顔をぼんやりと見つめる。

その様子を確認して男は、紗織の身体を仰向けに戻すと、
股を開かせながら、硬く張り詰めた欲望をその身に打ち込んだ。


「ふぁ・・・・は・・・・」


紗織の目線はとろんとして所在がない。
朦朧として、入れられた肉杭に反応して背を反らす。
男は紗織の背中に手をまわし抱きかかえ 上体を起こさせると座位に持ち込んだ。
少し、時間をかけて紗織の肉体のなかの感触を愉しもうと思った。
男がゆっくりと動き出そうとする前に、紗織が自分の戒められた手首を差し出して言った。


「あ・・・ぅ や・だ・・
 ね・・・、これ、・・・もう  解いて・・・」


男は片手で紗織の身体を深く抱き寄せたまま、手首の拘束を解いた。

すると紗織は ずっとそれがしたかったかのように、男の身体に腕をしっかりと絡ませて
背中にまわした手でぎゅっとしがみ付く様に力を込めると、男を抱きしめた。


「・・・それでは動けないだろう」


「お願い・・・。 もう少し、・・・このままでいさせて」


消え入りそうな小さな声で紗織は囁くと 一層しがみつく腕に力を篭めてくる。
その紗織の仕草に、油断すれば爆発しそうなほど込み上げる感情は
余りに強烈過ぎて 愛情なのか欲情なのか、判断がつかない。

強く抱きつくと、紗織の全身の筋肉が収縮するらしく、
深く繋がったままの自身がきゅうと締付けられた。
興奮する血を寄せ集めて膨張する場所が、
柔らかくも収縮する内壁に 深く包み込まれているのを感じる。
男は耐え切れず、ふうと息を洩らした。
紗織もそうなることで、男を一層感じるらしく、はぁはぁと荒い息を 肩で小さく繰り返す。

男も応えるように抱き返しては身を寄せ合って、
しばらく 深く繋がったまま、お互いの中の熱を感じ取っていた。
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