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Secret space
第18章 連続四夜 第四夜
不安が増して、恐る恐る男を見上げて表情を窺う。
男は微かな笑みさえ浮かべて、悠然と紗織を見下ろしている。
自分の行為への羞恥心がまして、余計に顔が熱く火照るのがわかった。
『・・・よーし・・・・やってやるわ。見てなさいよ』
紗織は心内でそう呟いて、自分の液体で濡れた指先を男の鼠蹊部に沿って滑らすと、
後ろの陰蕾に触れた。
「・・・・? ・・・・ッ・・おい、待て そこは・・・ぁっ・・・」
咎めるような男の声に無視をして、何度かその周りを指先でなぞると、
思い切って指に力を込め、中へぬるりと沈める。
「うっ・・・・」
射精をしたわけではないのに、男のものがびくんと跳ねた。
快感でぐらついた男の上体が、どん と音を立てて壁に突き当たるのを聞く。
男が急に動いたので、紗織は口から ちゅぽんと間の抜けた音さえ出して、抜き出してしまった。
跳ねた男の膨らんだ先端からは、透明な液がぷくりと染み出している。
それさえ、吸い寄せるように唇を寄せると、もう一度咥内へ招き入れた。
差し込んだ指からは、襞が幾重も纏わりついてくるような変な感触がした。
大胆にも、自分の蜜を指になすりつけて潤滑液にするという作戦は功を成したようで、
男の腸壁と擦れ合う指は未だぬるぬるとする。
恐る恐る蠢かしてみる。
「・・・あっ・ぁ ・・・く・・・っ・ っ・・・!」
押し込むようにくぐもって 部屋に響いた声は、紗織のものではなく 男のものだった。
差し込んだ指を蠢かして、あたる場所を小刻みに擦ると、
男は堪えきれないというふうに、一瞬 口から声を漏らしては噛み殺した。
男が、吐き出しそうな嬌声を咥内に押し留める為に、歯を食いしばっているのが分かる。
何故なら、紗織がいつも、そうして耐える時に抜け出る声によく似ていたからだ。
自分の与えた刺激が、常に物事に動じないこの男を、戸惑わせ 動揺させている
そのことに無性に喜んでしまう感情は、自ら行うこの淫らな行為への躊躇いよりも勝る源になっていた。
どうすればもっと男の快感を引き出せるか夢中になって、懸命に舌と指を操った。
男は微かな笑みさえ浮かべて、悠然と紗織を見下ろしている。
自分の行為への羞恥心がまして、余計に顔が熱く火照るのがわかった。
『・・・よーし・・・・やってやるわ。見てなさいよ』
紗織は心内でそう呟いて、自分の液体で濡れた指先を男の鼠蹊部に沿って滑らすと、
後ろの陰蕾に触れた。
「・・・・? ・・・・ッ・・おい、待て そこは・・・ぁっ・・・」
咎めるような男の声に無視をして、何度かその周りを指先でなぞると、
思い切って指に力を込め、中へぬるりと沈める。
「うっ・・・・」
射精をしたわけではないのに、男のものがびくんと跳ねた。
快感でぐらついた男の上体が、どん と音を立てて壁に突き当たるのを聞く。
男が急に動いたので、紗織は口から ちゅぽんと間の抜けた音さえ出して、抜き出してしまった。
跳ねた男の膨らんだ先端からは、透明な液がぷくりと染み出している。
それさえ、吸い寄せるように唇を寄せると、もう一度咥内へ招き入れた。
差し込んだ指からは、襞が幾重も纏わりついてくるような変な感触がした。
大胆にも、自分の蜜を指になすりつけて潤滑液にするという作戦は功を成したようで、
男の腸壁と擦れ合う指は未だぬるぬるとする。
恐る恐る蠢かしてみる。
「・・・あっ・ぁ ・・・く・・・っ・ っ・・・!」
押し込むようにくぐもって 部屋に響いた声は、紗織のものではなく 男のものだった。
差し込んだ指を蠢かして、あたる場所を小刻みに擦ると、
男は堪えきれないというふうに、一瞬 口から声を漏らしては噛み殺した。
男が、吐き出しそうな嬌声を咥内に押し留める為に、歯を食いしばっているのが分かる。
何故なら、紗織がいつも、そうして耐える時に抜け出る声によく似ていたからだ。
自分の与えた刺激が、常に物事に動じないこの男を、戸惑わせ 動揺させている
そのことに無性に喜んでしまう感情は、自ら行うこの淫らな行為への躊躇いよりも勝る源になっていた。
どうすればもっと男の快感を引き出せるか夢中になって、懸命に舌と指を操った。