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Secret space
第3章 3
「あくぅ・・・・・」


紗織は男の指の感触に耐えかねて、小さくうめき声を洩らした。
自分の淫らな惨状を知られてしまったことに、酷く動揺した。
 今、この瞬間に死にたいと思った。


「おやおや。
 嫌がる割にはこの状態というのは、どういうことだ?」


男はゆっくりと指で紗織を蹂躙しながら、
言葉で紗織の羞恥心をさらに掻き立てる。


「見れば見るほどいやらしい濡れ方だ。
 中はもうすっかり、ぐちゃぐちゃになっているじゃないか」


「いやぁっ・・あっ・・・ひぃ・・うっく・・・
 ううっ・・」


 顔を床に突っ伏させて、おしりを高く突き上げた格好のまま、
自分の惨状をなじられながら、指であそこを掻き回されている屈辱に、
紗織は声を殺してむせび泣いた。


「たったあれだけのキスと愛撫で、
 こんなにここを濡らしたのか?」


男が掻き回していた指を引き抜いて、
紗織の割れ目をゆっくり指でなでながら言った。


「昨日、処女を散らしたばかりだというのに、
 いやらしい体だな、まったく。
 嫌がるのは形だけか?

 ほんとうはお前は、俺に犯されたいのじゃないか?」


ゆっくりと、その潤いと、花弁のすべすべした感触を愉しむように、
その割れ目にそって指でそっと撫で上げる。
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