『Secret space』第3章「3」 33ページ - 無料で読める大人のケータイ官能小説

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Secret space
第3章 3
「だっ誰が・・・ そんな・こと!!」


 起き上がろうとした上半身はまた、男によって床に押さえつけられ、
右腕は背中に軽く捻り上げられて、まったく身動きがとれなくなった。
床の硬さと冷たさを頬に感じながら、紗織はうめいた。

局部を男に曝して、指で好きなようにいじられる、
こんな屈辱的な格好には、我慢がならなかったけど、
理性を越えたどこかで、変に興奮してしまってる自分が居た。


「絶対・・・・思う、もの、ですか・・あっ・・・
 そん・・なこと、ぜっ・・・たい・・ひぃんっ・・・」


割れ目に沿った頂の、固い芯に、
軽く男の指が触れると、
必死に否定する語尾に情けない喘ぎ声が混ざってしまう。


「じゃあお前はよっぽど、感じやすいのか、
 生まれついてのSEX好きかどっちかだな」


男は言葉で紗織を詰りながら、
執拗に、今にも途絶えそうなかすかな愛撫を、紗織の陰部に施してくる。


「そんな違・・いやっ・・・指を、止めて・・・お、願・・いっんっッ・・
 ・・・あふぅ・・・・」


 時折、クリトリスを指で弾かれると、
どうしようもなく身体が震えた。

しかしすぐに、ただ僅かに触れるだけの、
撫でるような愛撫に戻る。
すっかり硬くなって、ひくついている突起には、
周りをゆっくりとなぞるだけで、触れもしない。


(いや・・・こんなこと・・・考えるなんてどうかしてる!)


強制的に焦らされる愛撫をされると、
決して考えたくもない思考が頭に浮かんでくる。

『指でその突起を剥いて、激しく擦りつけて欲しい、
 もっとあそこに指を突っ込んで、ぐちゃぐちゃに掻きまわして欲しい』 と。

必死でその思考を振り払おうとしたが、
止まないもどかしい愛撫に、淫らな思考がどんどん膨らんでいった。
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