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第3章 3
「どうした? 腰が浮いてきたぞ。
 尻がわずかに動いている」


男が嬉しそうに言う。


「なっ・・!! ただ・・んっ・・嫌なだけ・あっ・
 はぁぅん・んぅー・・・」


反動で動かした腰に、はずみで男の指がクリトリスをこすって
脳がビリビリと痺れそうなほど気持ちよかった。


「ほら、腰をくねらせているじゃないか。
 どうして欲しいか、はっきり言ったらどうだ」


男が面白そうに指であそこをつつく。


「嫌っ!! ・・・やだ、そんな・・・
 違う・・・・絶対・・
 言えない、そんなこと言わない・・っ・・!!」


「馬鹿だな。それでは言ったも同然だぞ」


男は笑うと、指でクリトリスを激しく擦り付けた。


「ひぃぃィん!! あぅ・・・あっああーっ・・・!!」


たまらず紗織が切ない叫び声を挙げる。
焦らされた分、いっそう感度がよくなって、
今にも達しそうだと息を呑んだとき、突然男の手が離れた。

急な中断を不信に思い、後ろを振り向こうとすると、
硬く大きなものが、紗織の濡れそぼった入り口にあてがわれるのを感じた。


「はっああッ・んんんー・・・!!!」


息をつく暇も無く、男が一気に巨根を紗織の中に埋めてきた。
すっかりびしょびしょに潤った紗織の秘裂は
昨夜、初めて男を受け入れた時にくらべると、割合スムーズに飲み込んでいった。

痛みは、全く無いわけではなかったが、
やはり昨夜に比べるとずっと少なかった。

それでも焼け付く痛みを膣奥に感じで、
紗織はうめかずにはいられなかった。
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