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Secret space
第4章 4
「ンっ。・・・」

(どっ・・どうでもいいけれど、
 そんなふうに耳元で、しゃべらないで欲しいな・・・)


胸を弄ばれながら耳に刺激を受けると、
お湯の温度で上気した肌が、ますます火照るのを感じた。
自分でも呆れるほど、耳の愛撫には弱い。
特に、この男の低い声が耳元で聞こえると、過敏な神経がひどく逆撫でされる。


「ひゃぁっッ!!」


 そんな紗織を見透かしたように、男が耳たぶを唇ではさむ。
身体が過剰に反応して、叫び声が口を突いて出た。
男が続けて耳の穴の周りを舌先でなぞる。


「あん・んン・・・・っく・・・んあ・・あっ・・・」


同時に、すでに尖った胸の突起を、中指と人差し指ではさむように
愛撫されると、噛み締めた下唇が離れて、甘い呻き声が洩れる。
お湯の中で、閉じた内腿がふるふると震えるのがわかった。


「んんっ・あっ・あのっ・・・お願い、答えて
 あっ・・あなたいったい誰なの?」


耳への愛撫をやめさせることと、自分の気を他に紛らわそうとして、
紗織は美しい女中の実和にも尋ねた問いを、もう一度投げかけた。
男が耳へ這わした舌を止めて答える。


「またその質問か。
 もう一度言うが、それを聞いて何になるんだ?」


 男が不機嫌そうに答える。
胸を包んでた両手が離れて、
湯船のお湯を揺らせて、紗織の太腿の上に落ちる。


「でも・・・・あっやっ・・・」


男の手が、紗織の内腿の隙間を掻き分けて入ってくる。
左手でそのまま内腿を撫でながら、右手が紗織の秘裂に触れる。
二三度、その裂け目に沿って指を這わすと、紗織の中に指を差し込んだ。


「だめっ・・・あっ・・・ああ・・」


 紗織のそこは、先ほどあれだけ洗ったにも関わらず、
板張りの部屋での性行為の、余韻を秘めた蜜でぬかるんでいた。
充血したクリトリスを指で押し広げて、そっとこすりつける。
男の愛撫が新たな愛液の分泌をうながして、
紗織の秘処に、指を抜き差しする。


「うぁ・・あっ・・ああ・・っやだぁっ」


男の指に翻弄されて、紗織が切なげな悲鳴をあげる。


「お前は、自分が俺のものだと知っていれば
 それでいいんだ」


そう言い放って男は、お尻と太腿の間を掴んで紗織の体を浮かせて、
硬くそそり立った肉棒を紗織の秘裂に喰いこませようとした。
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