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ごほうびエステ
第4章 お仕事がんばりました券
私と叔父は仲良しで
父や母も親戚だからと安心している。

今日は叔父が仕事の山場を乗り越えたから特別にと
マッサージをしてくれるらしく
叔父の経営している整体サロンに向かった。

おじいちゃんやおばあちゃんが
来そうなイメージでしかなかったが

お洒落な外観で
女性も来やすそうな感じ。

中にはいると良い匂いのするお香やBGMが流れていて
叔父曰く、

VIPルームとのことだった。

「アロマにシンプルな肩もみとか全身マッサージとか、プラン色々あるんだけど、華ちゃんどうする?」


簡単なメニュー表に目を通してみると
びっくりな金額

「こんな高い金額のをサービスしてくれるの?叔父さん大丈夫?」

「可愛い姪っ子の頑張りを褒めずしていられるかっ」

後押しもあり、
とりあえず全身マッサージを選んだ。

「そしたら、これが施術着だから…これに着替えてバスタオル巻いてベッドに腰掛けてね」

叔父が去り、
施術着をベッドに広げてみると
隠す面積が少ない紙下着2点だった。

さすがにこれは…と考えながらも
叔父さんの頼み…とりあえず素直に従った。

「これって大きいサイズはない感じ?」

「お客さんには、このサイズで統一してるんだよ」


それなら仕方ないかと思い直して
ベッドに腰掛けた。

「全身マッサージコースでおっけい?」


「うん!」
華ちゃんが頷くと
まずは…と説明を交えながら肩のマッサージが始まる。

叔父さんの力加減がたまらなく気持ちいい。

「きもちいー!やっぱプロだねっ」

「お褒め頂き光栄でございます」

親の話や世間話で盛り上がり
今度は、うつ伏せになるように指示される。
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