この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
女喰い
第7章 助け舟
江衛門と共に暮らすようになって20日目となった。

お美代は一度町奴に襲われたが、彦兵衛はお美代が長屋に行った直後に、お美代がいなくなった事に気づいていた。
産婆は知らぬ存ぜぬで通したが、彦兵衛は町奴を使って調べさせ、弥八郎がお美代を連れ出した事を突き止めた。
彦兵衛は弥八郎がお美代の事を気に入って奪ったのだと思った。
念の為、お美代の持ち物を調べてみると、着物などがなくなっている。
不審に思った彦兵衛は、店の者の中に弥八郎に協力した者がいると考え、店の者をひとりずつ呼び出して問い詰めた。
皆本心では五作を庇いたかったが、そうすると自分の立場が危うくなる。
庇いきれずに話してしまった。
彦兵衛はすぐに五作を呼びつけて問いただした。
すると五作は……馬鹿正直に関係を持った事まで認めてしまい、怒り狂った彦兵衛は、一昨日の夜、五作を折檻して店から追い出していた。






/133ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ