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女教師の神秘
第12章 夢の世界
拓磨の厳しく熾烈な愛の日々が始まった。一般教科の他に「IELTS」というオセアニアの英語能力基準の勉強も始まった。しかし拓磨は愛の力?で乗り切っていった。数ヶ月が過ぎ、一般教科はもちろん、英語については群を抜いていた。
「冬休みに泊まりで出かけようか?」
「えっ…いいんですか?」
勉強デートの後だった。突然の誘いに拓磨は驚いた。
「私の父の別荘が白馬にあるから人目を気にせず過ごせるし、温泉もあるから…」
拓磨の勉強疲れも一気に癒されていった。
「拓磨も頑張っているから、ご褒美ってところかな」
「嬉しいです!」
そこは白馬でも、スキー場から離れ、雪深く人里離れた場所だった。ただ別荘の周りは温泉が出る為、車で走れる程度に雪も少なめに整備されていた。二人は途中一週間分の食糧を買い込み、数時間かけて山小屋風の別荘に到着した。
「素敵なところですね!」
拓磨は詩織と二人で過ごせるとあって、テンションが上がっていた。
「久しぶりに来たけど、やっぱり寒いわね」
最初に家全体を暖めるため、暖炉に火を入れた。
「夢みたいですね…」
拓磨が暖炉の赤々と燃え上がる炎を見ながら呟くように言った。
「ほんと…こんな日が来るなんてね…」
詩織も炎を見ながら、応えるように言った。二人はその場に座り込むと、ごく自然に唇を合わせていった。
To be continued‥‥
「冬休みに泊まりで出かけようか?」
「えっ…いいんですか?」
勉強デートの後だった。突然の誘いに拓磨は驚いた。
「私の父の別荘が白馬にあるから人目を気にせず過ごせるし、温泉もあるから…」
拓磨の勉強疲れも一気に癒されていった。
「拓磨も頑張っているから、ご褒美ってところかな」
「嬉しいです!」
そこは白馬でも、スキー場から離れ、雪深く人里離れた場所だった。ただ別荘の周りは温泉が出る為、車で走れる程度に雪も少なめに整備されていた。二人は途中一週間分の食糧を買い込み、数時間かけて山小屋風の別荘に到着した。
「素敵なところですね!」
拓磨は詩織と二人で過ごせるとあって、テンションが上がっていた。
「久しぶりに来たけど、やっぱり寒いわね」
最初に家全体を暖めるため、暖炉に火を入れた。
「夢みたいですね…」
拓磨が暖炉の赤々と燃え上がる炎を見ながら呟くように言った。
「ほんと…こんな日が来るなんてね…」
詩織も炎を見ながら、応えるように言った。二人はその場に座り込むと、ごく自然に唇を合わせていった。
To be continued‥‥