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勇者の献上品である聖女は、魔王に奪われその身に愛をそそがれる
第29章 大浴場④
彼が含んでいた蕾を離し、ちゅぴっと音を立てただけで、疼きが下腹部に溜まっていく。
もっと良いところを攻めて欲しいと願い、彼の頭を胸に押し付けてしまう。
ふふっと、低い笑い声が響いた。
視線を下に向けると、魔王が目を細めながらこちらを見上げていた。
「随分気持ち良さそうだな、フィーネ。さっきから腰が揺れっぱなしだ」
「あぅっ……そっ、それはそのぅ……きもちいいとか、そういうのでは……」
嘘だ。
心が否定するが、気づかないフリをした。
気まずそうに視線を逸らすが、
「そうか。その言葉が本当かどうか、身体に直接聞いたほうが良さそうだな」
「あっ、な、なにをっ!」
身体がふわっと持ち上がり、身体を覆っていた湯の温かさがなくなったかと思うと、そっと浴槽のふちに降ろされた。
もっと良いところを攻めて欲しいと願い、彼の頭を胸に押し付けてしまう。
ふふっと、低い笑い声が響いた。
視線を下に向けると、魔王が目を細めながらこちらを見上げていた。
「随分気持ち良さそうだな、フィーネ。さっきから腰が揺れっぱなしだ」
「あぅっ……そっ、それはそのぅ……きもちいいとか、そういうのでは……」
嘘だ。
心が否定するが、気づかないフリをした。
気まずそうに視線を逸らすが、
「そうか。その言葉が本当かどうか、身体に直接聞いたほうが良さそうだな」
「あっ、な、なにをっ!」
身体がふわっと持ち上がり、身体を覆っていた湯の温かさがなくなったかと思うと、そっと浴槽のふちに降ろされた。