この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
勇者の献上品である聖女は、魔王に奪われその身に愛をそそがれる
第62章 これから②
 彼女の気持ちなど、お見通しだったのだろう。

「相変わらず……この口は素直ではないな」

 そう意地悪く笑うソルの指が、フィーネの首筋を伝い、胸の膨らみをなぞった。敏感な部分を引っ掛かれると、思わず身体が跳ね、少し掠れた愛声が洩れる。

「ん、ソル……だめ……解いて……」

「お前が、こうされることを望んでいると思ったんだが? 嫌なら、なぜ本気で抵抗しない?」

 意地悪だが至極真っ当な問いを投げかけられ、言葉が詰まってしまう。そうしている間に、彼からの深いキスで口を塞がれてしまった。

 身体から力が抜ける。

(抵抗したいけど……こんな状況じゃ声も出せないから……)

 悪いのは自分じゃない。
 ソルが抵抗する間を与えないからだ。

 そう勝手な言い訳をすると、フィーネは口内を蹂躙する不届き者に、舌を絡ませた。 
/528ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ