この作品は18歳未満閲覧禁止です
勇者の献上品である聖女は、魔王に奪われその身に愛をそそがれる
第63章 これから③
反射的に手を動かそうとしてしまうが、その度に引っ張り返される感覚が今の姿を思い出させ、羞恥の中で膨らむ劣情が、ナカを物欲しそうに収縮させる。
と、突然、胸からの刺激が途絶えた。ソルの顔が、こちらを覗き込む。
意地悪そうに、唇を歪ませながら。
「それなら……今しかできないことをしようか」
その声と同時に、視界が暗くなった。
目にぎゅっと圧迫感を感じ、頭の後ろで何かが結ばれる気配がした。