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勇者の献上品である聖女は、魔王に奪われその身に愛をそそがれる
第64章 これから④
(私……目隠しされてる?)
一瞬、軽くパニックになりかけたが、目元の服から漂うよく知った匂いに、心が落ち着きを取り戻した。
知った匂い――ソルのものだ。
恐らく、先程脱ぎ捨てた彼の服で目隠しをされているのだろう。呼吸するたびに、彼の匂いが鼻腔を突き抜けていく。
(何だか……ドキドキする……)
こうして視界を閉じられると、自分が愛している男の匂いがさらに濃く感じられ、息が上がった。彼の匂いで気持ちが昂ぶるなど倒錯的だと思えば思うほど、秘所から熱いものがじわっと溢れ出る。
視界が封じられ何も見えないのも、身体が理性とは真逆の反応を見せる理由だろう。
次はどこを触られるのか。
次はどこを弄ばれるのか。
見えない分、卑猥な想像が膨らんで、性的な昂りが抑えられないのだ。
一瞬、軽くパニックになりかけたが、目元の服から漂うよく知った匂いに、心が落ち着きを取り戻した。
知った匂い――ソルのものだ。
恐らく、先程脱ぎ捨てた彼の服で目隠しをされているのだろう。呼吸するたびに、彼の匂いが鼻腔を突き抜けていく。
(何だか……ドキドキする……)
こうして視界を閉じられると、自分が愛している男の匂いがさらに濃く感じられ、息が上がった。彼の匂いで気持ちが昂ぶるなど倒錯的だと思えば思うほど、秘所から熱いものがじわっと溢れ出る。
視界が封じられ何も見えないのも、身体が理性とは真逆の反応を見せる理由だろう。
次はどこを触られるのか。
次はどこを弄ばれるのか。
見えない分、卑猥な想像が膨らんで、性的な昂りが抑えられないのだ。