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第64章 これから④

「んっぁっ！」
　
　ソルの両手が、フィーネの胸を揉みしだいたのだ。先程と同じように、硬く勃った蕾を指で転がされ、甘い痺れが身体を駆け抜けていく。

　先程と同じことをされているはずなのに、

「あっ、ぁん……あ、あっ……やぁっ……」

　視界を閉じられている分、感度が増したのか、先程よりも伝わってくる刺激が強い。
　目隠しする前も気持ちよかったのに、さらに快楽を上乗せされ、身体の痙攣と、淫らな声を抑えることが出来ない。

　秘所がヒクつくのと同時に腰が揺れ、後ろで身体を弄ぶソルの下腹部に当たってしまった。
　案の定、彼の愛撫で気持ちよくなっているのに気づかれてしまう。

「気持ちよさそうだな、フィーネ。さっきから腰が止まらないな」

　フィーネの気持ちなどお見通しなのに、わざわざ意地悪な問いかけをしてくる。