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勇者の献上品である聖女は、魔王に奪われその身に愛をそそがれる
第66章 これから⑥
「フィーネ……」
熱に浮かされたように、ソルが名を呼ぶ。
男を誘うような艶のある笑みを返すと、フィーネは彼の腕を掴んだ。男の情欲を煽るように、少し汗ばんだ肌を撫でる。
ソルの呼吸がさらに荒くなった。
広い肩が大きく上下し、薄く開いた唇から息を吐き出しながら、目を細くした。
「辛かったら、正直に言え」
「……はい」
冷然とみせかける声色の後ろにある昂りを感じながら、フィーネは頷いた。
自分を気遣ってくれる彼の方が辛いのではないかと、微笑むように瞳を伏せた。
ソルが動いた。
フィーネの腰あたりで丸まっていた寝衣を剥ぎ取ると、硬く膨らむ彼自身を手に取り、愛蜜を零しながら待ち焦がれている蜜穴にあてがった。
「ぁっ……」
少し当たっただけなのに、下腹部が熱くなり、蜜がトロトロ伝うのが分かった。
粘膜同士が触れ合い、お腹の奥に溜まる快楽への渇望が弾けそうになる。
熱に浮かされたように、ソルが名を呼ぶ。
男を誘うような艶のある笑みを返すと、フィーネは彼の腕を掴んだ。男の情欲を煽るように、少し汗ばんだ肌を撫でる。
ソルの呼吸がさらに荒くなった。
広い肩が大きく上下し、薄く開いた唇から息を吐き出しながら、目を細くした。
「辛かったら、正直に言え」
「……はい」
冷然とみせかける声色の後ろにある昂りを感じながら、フィーネは頷いた。
自分を気遣ってくれる彼の方が辛いのではないかと、微笑むように瞳を伏せた。
ソルが動いた。
フィーネの腰あたりで丸まっていた寝衣を剥ぎ取ると、硬く膨らむ彼自身を手に取り、愛蜜を零しながら待ち焦がれている蜜穴にあてがった。
「ぁっ……」
少し当たっただけなのに、下腹部が熱くなり、蜜がトロトロ伝うのが分かった。
粘膜同士が触れ合い、お腹の奥に溜まる快楽への渇望が弾けそうになる。