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勇者の献上品である聖女は、魔王に奪われその身に愛をそそがれる
第67章 これから⑦
その激しさから振り落とされないように、細い腕をソルの首に絡み付ける。
自身の重みで、先ほどよりも深く深く貫かれ、目の奥が白と黒で揺らいだ。
腰が逃げないように押さえつけながら、上がった息遣いでソルが笑う。
「よく出来たな、フィーネ。後、もう少し遅ければ、私が無理やり挿れて、滅茶苦茶にしたところだ」
それでも良かったのだが、と欲情した表情が伝えてくる。
「そ、そんなこと……」
駄目だ、と言おうとしたが、言葉は続かなかった。
分かっていたからだ。
自分も、同じことを考えていたのだと。
口には出さない代わりにソルの唇を塞いだ。
薄く開いた隙間から、彼の口内に侵入すると、思いっきり舌に吸い付いた。そして、絡み合わせて逃げられないように捕えると、ざらっとした感触を存分に味わった。
そんなフィーネの攻めに対抗するように、下から熱く滾った楔が何度も打ち込まれる。
自身の重みで、先ほどよりも深く深く貫かれ、目の奥が白と黒で揺らいだ。
腰が逃げないように押さえつけながら、上がった息遣いでソルが笑う。
「よく出来たな、フィーネ。後、もう少し遅ければ、私が無理やり挿れて、滅茶苦茶にしたところだ」
それでも良かったのだが、と欲情した表情が伝えてくる。
「そ、そんなこと……」
駄目だ、と言おうとしたが、言葉は続かなかった。
分かっていたからだ。
自分も、同じことを考えていたのだと。
口には出さない代わりにソルの唇を塞いだ。
薄く開いた隙間から、彼の口内に侵入すると、思いっきり舌に吸い付いた。そして、絡み合わせて逃げられないように捕えると、ざらっとした感触を存分に味わった。
そんなフィーネの攻めに対抗するように、下から熱く滾った楔が何度も打ち込まれる。