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勇者の献上品である聖女は、魔王に奪われその身に愛をそそがれる
第69章 女神の名をもつ花
その後、フィーネはソルとの間に三人の子をもうけ、女神として世界を癒しながら、母として愛する家族を、魔王妃として民たちを見守り続けた。
不老の肉体をもつ彼女の姿はいつまでも変わらなかったが、ソルが老いても決して離れることなく、いつまでも仲睦まじく、昔と変わらぬ愛を注ぎ、支え続けた。
子どもたち、たくさんの孫たち、そして彼を愛し尽くした妻に見守られながら、魔王ソルは幸せな一生を終えた。
彼の最期を見届けたフィーネは、自身の肉体をソルの遺体ともに埋葬して欲しいと子どもたちに告げると不老の肉体を捨て、自らも魔王妃としての生を終えた。
そして女神ピアチェとして、愛する者の魂とともに神々の国へ旅立っていった。
二人は永遠に近い時間を愛し合いながら、今でもこの世界を遠くから見守り続けていると伝えられている。
不老の肉体をもつ彼女の姿はいつまでも変わらなかったが、ソルが老いても決して離れることなく、いつまでも仲睦まじく、昔と変わらぬ愛を注ぎ、支え続けた。
子どもたち、たくさんの孫たち、そして彼を愛し尽くした妻に見守られながら、魔王ソルは幸せな一生を終えた。
彼の最期を見届けたフィーネは、自身の肉体をソルの遺体ともに埋葬して欲しいと子どもたちに告げると不老の肉体を捨て、自らも魔王妃としての生を終えた。
そして女神ピアチェとして、愛する者の魂とともに神々の国へ旅立っていった。
二人は永遠に近い時間を愛し合いながら、今でもこの世界を遠くから見守り続けていると伝えられている。