この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
rena's room ☕ breaktime
第2章 Request1┈*★*┈唇に媚薬


「……スミマセン」


顔を埋めたままの蘭の頭に、軽く手を乗せた。
結局謝るって究極にダセーわー


「発言撤回するから許してもらえますかー」
「 ‟ 撤回 ” ?」
「……!」
「 ‟ 許す ” ?」
「……」
「どうして?」


いやどうしてってお前
なんでそんな事言うんだつっただろーが。


「困ったんだろ?」
「違う、別に困ってないわ」


はぁ!?


「困ったって言わないと止まらないから言ったのよ」
「……何が?」
「隠している私の乙女な気持ちが!」
「……!」
「~~乙女なんて死語言わせないでよアラサーに!」


どこにそんな力があるんだっていうくらいの強さで
ネクタイを掴まれてそのまま木の幹に押し付けられた。


「私はね、本気で性格が歪んでるのよ。
自慢じゃないけど女の嫌な部分をたくさん持ってるの」

「……あーだからそれは前にも言ったけど…」

「残念だけど女に鈍感で鈍い葵は気付かないの!
鈍いから!」

「~~!!」


~~鈍感で鈍いって、なぜわざわざ分けた!?
つーか鈍いって2回繰り返す必要なくねぇ!?


/77ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ