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第3章 Request2┈*★*┈片想いの行方

─── 準備とか必要ないくらい、濡れてる。

ヒメに抱きしめられた瞬間から
キスをされる前から

自分でも疼いてるって分かってたから。

……だけど……


「ま、待っ…」
「言ったよ、俺は」
「……っ」


開脚させられた私の、割れ目の中心に
ヒメの煽りの先端が押し当てられる。

熱くて、逃げそうになった腰を押さえつけられて


「あ、や…っ ん、んん…！」


ナカを押し広げられて、入ってくる感覚。
ゾクゾクと刺激が背中を伝う。

濡れているのは間違いないけど
ギチッと強烈な圧迫感に中心が襲われる。


「や、や、だ、待って…」
「……は、キツ…」
「……っ」


私の間に腰を沈めたヒメが、小さく息を吐いて
その漏れた声だけで、またしてもゾクってしてしまう。

苦しいのに
苦しさを上回る快感で、おかしくなってしまう。