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ふた、りの秘密は永遠、なり
第5章 6
嫌われた。絶対嫌われた。

もう二度と、友達にすら戻れない絶望に眠れぬ夜を過ごした翌朝。私は夢中でオナニーしています。

だって、朝の生理現象で、陰獣さんが言うことをきかないんだもん。

フタバと離れたこんな姿の私に彼女なんてこの先できないだろうし、それでも下半身があるかぎり、性への欲求は渇れることなく涌いてくるだろうし。オナニーはトモダチ。

今日は学校をサボってトモダチと戯れながら自分を慰めよう。そうだ、バイブでも買っちゃおうかな。あ、オナホールも要るよね。なんて、スマホのアダルトグッズサイトを検索していたときだった。

ピンポーン、って、こんな朝早くから宅配便? え? 頼む前に届いちゃった?

ちんことスマホを握りしめ、そっと覗いたインターホンに映るフタバの姿。えええ? なんで?

「ナリちゃん、おはよー」

「お、おはよ、ってか、どどど、どうしたの?」

いつもどおり、きゅるんと可愛らしい顔でカメラに映るフタバにときめいてしまう。ダメだよ、やっぱフタバと離れるなんて無理。

「ナリちゃんのことだから、今日は学校休むんじゃないかなーって思って。だから私もサボっちゃう。とりあえず、あがっていい?」
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