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ふた、りの秘密は永遠、なり
第2章 2
『ふたなり』で検索したらエグいイラストがいっぱい出てきて白目むきそうだった。でも、どれもこれも私と同じく、まんこからちんちんが生えてる女の子ばかりだったから、私は『ふたなり』という属性になってしまったんだろう。

「はぁ……」

「ナリちゃん、本当に大丈夫?」

窓にもたれてため息をつく私の横に、そっと寄り添ってフタバが見上げてくる。

「お昼も食欲なかったみたいだし、具合わるいの?」

「そんなことないよー、元気100倍ナリパンマンだよー」

ムキムキッと力こぶを作って見せるとフタバは安心したようにふにゃっと笑った。
うげー、可愛いー。その笑顔、冷凍保存して毎日ベロベロ舐め回したいっ。

「それなら五時間目のプールも入れるねっ」

しまったーーーーーっ。
今日は週に1度の極楽タイムの日だったかっ。

「ナリちゃん、水泳好きだもんね。いっつも張り切ってるし」

違います。
疲れるし髪は塩素でバサバサになるし、着替えはめんどいし荷物は増えるし、プール授業なんて本来は大嫌いなんですけど。

でもでもでも。
入学してからツーカップもサイズアップしてFカップになっちゃったくせに「学校以外で着ないしもったいないから」と言って一年生の時の水着を着続けるフタバさんが、収まりきれないヨコ乳や時々カップがズレちゃって現れるふたつのポッチリや食い込み気味のおまたからチロリとはみ出る一本のマン毛、なんかを見せてくれるから頑張れたんですっ。

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