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第2章 再会

部屋に戻り、お皿に視線を落とす。


大きな丸いお皿の上には麻婆茄子があった。


お昼ご飯に麻婆茄子は頂くことにした。
一口食べてみると味付けもしっかりしてるし、美味しかった。


…ちゃんと料理できるんだー

男の料理はPoint高いぞ！なーんて。


そういう私は男に免疫がない…

中学も高校も共学だったし部活も入ってた…片思いはあったが、進展は無く部活一筋の生活だけで青春は過ぎ去ってしまった。色恋沙汰とは無縁だったし、色気もなかった。


だから今回の事もどう振る舞うべきなのか内心はドキドキしていた。



…さて、お皿いつ返しに行こう…？


あんまり長く返さないのも変だし、う〜ん、困った。
こういうとき何が正解なんだろう？


経験値の浅い頭で考えてみてもなかなか答えが見つからない。