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はじめてのひと。
第8章 日常
翌日、講義の合間に香那、紗織、真純と構内で休憩していた。
構内の食堂はナチュラルな木目の暖かな内装で左右の窓は一面大きな硝子貼りで明るい。廊下を挟んで反対側には中庭もあり、そこにもパラソルが付いたテーブルと椅子が数箇所にある。
昼時は食事をする学生で賑わうが、お昼を過ぎた今は人気は殆どない。
「で、どうなの?綾は。順調?」
香那がお菓子をつまみながら話題をこちらに振った。
「んー、特に喧嘩もないし順調だと思うんだけどー…」
「けど?何か引っかかるの?」
紗織が心配そうに尋ねる。
「えーと、まぁ、大したことじゃないと思うんだけど…」
私よりは恋愛経験のある皆には多分大したことじゃないだろうと思いながらも、昨日の事を香那達に話した。
ーーーー
「あるある、彼の過去の女って知りたくないけど気になるよねぇ。」
話を聞き終わった真純が言う。
「でも、彼は付き合ったことないんでしょ?」
「うん…そう聞いてる…」
構内の食堂はナチュラルな木目の暖かな内装で左右の窓は一面大きな硝子貼りで明るい。廊下を挟んで反対側には中庭もあり、そこにもパラソルが付いたテーブルと椅子が数箇所にある。
昼時は食事をする学生で賑わうが、お昼を過ぎた今は人気は殆どない。
「で、どうなの?綾は。順調?」
香那がお菓子をつまみながら話題をこちらに振った。
「んー、特に喧嘩もないし順調だと思うんだけどー…」
「けど?何か引っかかるの?」
紗織が心配そうに尋ねる。
「えーと、まぁ、大したことじゃないと思うんだけど…」
私よりは恋愛経験のある皆には多分大したことじゃないだろうと思いながらも、昨日の事を香那達に話した。
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「あるある、彼の過去の女って知りたくないけど気になるよねぇ。」
話を聞き終わった真純が言う。
「でも、彼は付き合ったことないんでしょ?」
「うん…そう聞いてる…」