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はじめてのひと。
第5章 確かめ合う想い
今日が夏休み前最後の講義。
心なしかみんなの顔が晴れやかに見える。
いつも通りに講義を受け終えた。これで自由の身だ。
周りの友人達も実家に帰る子は多くて、暫く会えなくなるからと皆で大学近くのファミレスでランチをして帰ってきた。
ついつい、話が盛り上がり家に着いたのは3時ごろ。
それとなく彼の部屋の様子を伺うけれど、いるか居ないかまではわからなかった。
念のため千紘くんにメールをしてみる。
「講義終わった?」
するとすぐに返信があった。
「終わりました。家にいます(^^)」
そのメールを見た途端、心拍数が上がるのを感じる。
「じゃあ、そろそろ行くねー」
と、返信して簡単に支度を始めた。
…これでしばらく会えなくなるかなぁ…
そう思うと胸がきゅうっと苦しくなった。
時計に目をやり自分の部屋を後にした。
心なしかみんなの顔が晴れやかに見える。
いつも通りに講義を受け終えた。これで自由の身だ。
周りの友人達も実家に帰る子は多くて、暫く会えなくなるからと皆で大学近くのファミレスでランチをして帰ってきた。
ついつい、話が盛り上がり家に着いたのは3時ごろ。
それとなく彼の部屋の様子を伺うけれど、いるか居ないかまではわからなかった。
念のため千紘くんにメールをしてみる。
「講義終わった?」
するとすぐに返信があった。
「終わりました。家にいます(^^)」
そのメールを見た途端、心拍数が上がるのを感じる。
「じゃあ、そろそろ行くねー」
と、返信して簡単に支度を始めた。
…これでしばらく会えなくなるかなぁ…
そう思うと胸がきゅうっと苦しくなった。
時計に目をやり自分の部屋を後にした。