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はじめてのひと。
第6章 心と距離
私が答える前にまた彼が唇を重ねてきた…


彼が角度を変えて近づいてくる度ちゅ、ちゅっとリップ音が漏れる。


彼の唇が私の耳へ移動した。すぐ側で彼の少し荒い呼吸が聞こえ、熱い息が耳元をくすぐる。


こんな近くで心臓の音聞こえてるかも…

耳を形どるように舌を伝わせ、耳朶にキスを落とす。

「っあ…ん…」

耳ってこんなにやらしい部分だったの!?

その感触にゾクゾクして、身体が震えるー


右手は私の背中に回して身体を支えてくれ、左手は耳や首筋をゆっくりと撫でていた。


彼の唇がゆっくりと下に降りていくー

首筋にも キスを落としながら右腕で私を庇うようにゆっくりとベッドへ倒れこむ。


…お互いに初心者だから脱がしやすい方がいいのかな?と思いブラウスとスカートにしてみたけど良かったかな…?

首元から顔を離した彼が電気のリモコンを掴むと灯りを消した。


田舎だから夜はそれ程街灯などもなく辺りは暗い。月明かりが窓からそっと室内を薄暗く照らしていて、その月明かりを背に受けた彼はいつもとは違う男の顔をしているーー


彼がまた軽くキスをしてきた。

「…触っても、いい…?」

「…いいよ…優しくお願いします…」

「了解しました…痛かったら言ってね…?」

「うん…」

彼は一呼吸置いて右手で服の上から胸に手を当てた。

されることは頭で理解していても実際に触れられると身体が反応してしまう。


その手をやんわりと動かし始めた。

「っ…柔らかい…」

最初は形を確かめるように慎重にしていたが、徐々に力強くなった。

「ん…んっ、あ…」

自分以外のひとに触れられる感触が不思議と心地よく我慢しているはずの声が出てしまう。

ブラウスのボタンに手が伸び、少しずつ肌が露出されていく。

全てのボタンを外され、彼の目に下着姿が晒される。

恥ずかしさのあまり顔を背けた。

首筋からデコルテにキスをしながら彼はブラの上から乳房を揉み始めた。彼の大きな手をブラ越しに感じながら少しずつ息が上がる。

彼の手が背中に回され、なれない手つきでホックを外そうとしている。暗い上に見えてない場所なので何度か失敗したが、4度目で成功した。

乳房を覆うものが全て無くなると彼は、直にその手で乳房に触れた。

ゆっくり包み込み、マッサージするかのように揉みあげられる。






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