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華夏の煌き~麗しき男装の乙女軍師~
第28章 28 家族
 無事子を産んだ後、朱京湖は体力をかなり奪われたようで、しばらく胡晶鈴が二人の赤ん坊の面倒を見た。京湖の夫である朱彰浩は、体調が戻るまで仕事を休み家事をしている。

「面倒をかけてしまってすまない」
「そんなことないわ。こちらも助かっているもの。今はとにかく京湖が元気にならなければね」
「あの札のおかげで、いい薬が手に入っているから、時間の問題だと思う」

 薬師の陸慶明の札が役に立ち、薬局で上等な薬を手に入れることが出来ている。晶鈴は都を出る前に、無理やりにでも持たせてくれた札を今はとても感謝していた。
 二つ並んだ小さな籠からがさっと音が聞こえすぐに「ふぁうぅー」と赤ん坊の泣き声が聞こえた。

「あ、目が覚めたみたい」
「京樹のほうか」
「ええ。さきにそっちから乳をやるから、星羅が起きたらあやして待たせて」
「わかった」

 晶鈴はそっと彰浩と京湖の息子、京樹を抱き寄せ乳を含ませる。赤子にしてははっきりとした目鼻立ちで、眉も濃く男児らしい力強さがある。吸い付く力は星羅よりもかなり強い。
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