この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
華夏の煌き~麗しき男装の乙女軍師~
第44章 44 秘密
 兵士の試験は一応、読み書きができる程度の筆記があるが重要なのは、実技だ。剣でも槍でも弓でも何でもいいが、武器による実技がある。明樹は父親の慶明に似て大柄で細身であるが力が強い。武器は槍を選んでいる。

「星妹はもう話したのか?」
「いえ、まだ……」
「早いほうがいいぞ。俺ももうちょっと遅かったら医局の試験を受けされられただろうな」

 将来の進路の希望を星羅はまだ家族に話せていなかった。

「しかし女兵士は結構多いけど、軍師見習いとは難しいところに目を付けたな」
「ええ難しいのはわかってます」

 臣下は行政をつかさどる宰相が最高位で、軍事をつかさどる上将軍が次ぐ。大きな戦争がない今、古代ほどの活躍はないが軍師という地位がある。活躍がないといっても名軍師として世に名が出ないだけで、それは宰相も上将軍も同じことだった。
ただ軍師は常に世の中の動向に機敏に頭を働かせ、国家のためになる策を講じなければならない。膨大な知識と応用ができ、宰相にも上将軍にも献策する存在なのだ。戦争がないと言っても、兵法に強く実践もある程度できる必要があった。
/628ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ