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華夏の煌き~麗しき男装の乙女軍師~
第64章 64 初恋
 軍師省から帰る王太子、曹隆明を星羅はまた見送る。馬車に乗り込む隆明に手を貸すと、踏み台が濡れていたようで足を滑らせかけた。

「殿下、危ない!」

 下から支えようとした星羅は逆に持ち上げられるように、ふわっと抱き上げられた。

「あ、あの殿下」
「大事ない、ではまた」
「は、はい」

 馬車に乗り込んだ隆明はあっという間に去っていった。星羅は思わぬ隆明との触れ合いに、ますます鼓動が早くなる。どうしてこんなに恋しくて懐かしくて苦しい思いをするのかわからなかった。郭蒼樹と徐忠正に変に思われないように、深呼吸してからまた軍師省に戻った。
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