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華夏の煌き~麗しき男装の乙女軍師~
第101章 101 柳紅美の結婚
「はぁ、はぁっ、こんど、は、一緒にイってっ」
「もう終わりにするのか?」
「う、ん、もう、もう、だ、だめえっ」
「そうか。じゃあ一緒にいくか」

 持久力もあり、絶頂もコントロールできる許仲典は、紅美が望む通りの快感を与えることが出来た。特に夜の営みを期待していたわけではないが、さすがの紅美も許仲典の与える快感に夢中になっている。
 新婚初夜から許仲典は、紅美の言うとおりにする。早くだの遅くだの、そこだのあそこだのと言っても許仲典は、嫌な顔一つせず従う。

「い、イキ、そうっ!」
「わかった」

 紅美の腰をもち、打ち付けるように突き上げる。小細工などせず、素直にストレートに正確な動きは、紅美に間違いのない絶頂を与える。

「くあぁああっん」
「うっ、ふぅっ、くっ」

 振動と収縮を感じて、許仲典も射精する。紅美は射精する寸前にまた大きく硬くなった一物に、快感の底上げをされる。遠慮なく射精されたのち、ぐりぐりと中をかき回されてから引き抜かれたときには、身体を起こすのが億劫なほど疲労していた。

「よかったか?」
「う、ん。あなたは?」
「よかった」
「そう」

 とろりとした目つきで紅美は答える。疲れきるまで快感を与えられた紅美はすっかり寝入ってしまう。すうすう寝息を立てる紅美の身体をいつも許仲典が清拭している。

「まったく可愛い女子だなあ」

 口やかましい彼女だが、自分に正直で素直なところは好ましい。紅美を可愛いと思う男は華夏国で許仲典、ただ一人だろう。
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