この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
華夏の煌き~麗しき男装の乙女軍師~
第123章 123 刺客
「蒼樹殿、星羅殿。この度は本当に申し訳なかった」

 一国の王であるムアンの謝罪に、蒼樹は恐縮して身体を起こす。

「あ、無理しないでほしい」

 お付きの者がそっと介助しまた蒼樹を横たわらせる。

「陛下に大事がなくてようございました。軍師という職に就くにあたりこのような出来事は覚悟の上ですから」

 心からそう思って言っているのが星羅にもわかるが、実際に命の危険にさらされるとやり切れない思いがする。

「毒から分かったのだが、刺客を放ったのは我の異母弟なのだ……」
「弟君……」
「左様、残念なことに王妃も関係しておる」

 蒼樹が受けた毒は、王家に代々伝わるもので元々狂った巨象に使うものだったらしい。即効性のある毒は受けた場所をすぐさま排除しないと確実に命を落とす。つまり手足以外に毒針が刺さっていたならば、切り落とすことはできず死に至っていたのだ。
/628ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ